自己PRで部活の経験をアピールするコツ

2018.01.20

部活の経験をアピール

実績ではなく取り組みが重要

部活はあくまで人柄を図る材料

過去にやっていた部活の経験を自己PRに取り入れる際には、何点か意識しておきたいポイントがあります。まず、採用側は「部活そのものには興味がない」という点を忘れないようにしましょう。実業団に入ってスポーツを続けるということであれば話は別ですが、ほとんどの場合は部活と仕事内容は関係がありません。あくまで部活は応募者の人柄を判断するための一つの材料であるということを覚えておきましょう。「全国一位」など余程すごくない限り、部活の実績をアピールしても意味がありません。

部活を通して自分を伝える

部活を利用して自己PRを作成する際のコツとして押さえておきたいのは、部活の経験をそのまま伝えるのではなく「部活への取り組みを通じて自分を伝える」という点です。「〇〇部のキャプテンとして、〇〇大会優勝の実績を収めました」という内容よりも、「私は人の前に立って先導するタイプです。〇〇部の主将としてチームを優勝に導くために、誰よりも熱心に練習へ取り組みました。その結果部員の意識も徐々に変わり~」といった内容のほうが、どのような人間かが伝わります。

どのような取り組みをしたかが重要

先に述べた通り、採用側は部活自体に興味がありません。なので、部活でこれだけの実績を残しました、と言っても意味がないのです。採用側が知りたいのは、応募者がどんな人間なのか、どのように考え、どのような取り組みを行ったのか、といった部分です。そのため、部活で結果を出すために何をしたのかという具体的な部分を伝えるようにしてください。「強豪校と比べて技術はさほど劣っているとは思わなかった。一番差を感じたのはフィジカル面だったため、練習メニューにフィジカル強化のメニューを多く取り入れた」「チームスポーツのためお互いの連携が重要になってくる。レギュラーにはすべての学年がいたため、食事に誘うなど積極的に交流するようにしていた」といったように、取り組みを具体的に伝えましょう。
このような点がはっきりしていれば、採用側は「冷静な分析と取り組みができる」「思いやりとリーダーシップがある」などといった人間性を判断することができます。部活で経験した努力の「中身」が重要なのです。

知識がない人にも理解できるように

最後に、部活の経験を自己PRで利用する際に注意するべきポイントとして意識しておきたいのが、「面接官が応募者のしていた部活(スポーツ)の知識がないかもしれない」という点です。国民的スポーツと言われる野球でも、知識のない人は大勢います。つまり、専門的な言葉を使ってしまうと、面接官は言われた内容の意味がまったく分からない状況になってしまいます。ちゃんと相手が知識のない人だとしても伝わる内容かどうかを確認しておきましょう。

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