2018.01.23
評価されやすい忍耐力をアピール
忍耐力は高評価ポイント
掘り下げて忍耐力をアピール
忍耐力のある人材は採用側から高く評価されます。そこで、忍耐力があるという点を自己PRの中に盛り込んで作成する際に意識しておきたいポイントを紹介します。
まず理解しておきたいのが、採用側は応募者の人柄や可能性を見極めたいと思っている、という点です。例えば必死に部活に取り組んだことを忍耐力のアピールとして利用する場合、「辛い練習を乗り越えました」といった内容だけでは意味がないということです。もっと掘り下げて、「なぜ辛い練習を乗り越えられたのか」「どのような努力をして乗り越えたのか」といった部分が見えてくるように作成しましょう。
キャッチフレーズを考える
「忍耐力があります」とだけ言っても抽象的過ぎて相手には伝わりません。そのため、忍耐力があることを表現できるキャッチフレーズを考えましょう。忍耐力には様々な種類があります。例えば、「目標を達成するために、それまでの困難を乗り越える力」であったり、「辛い状況の中でも自分なりの楽しみを見つけて取り組める力」など、その人によって異なる忍耐力があるのです。自分の持っている忍耐力とはどのようなものなのか、具体的にイメージしてみましょう。
なぜ頑張れたのか
採用側が知りたい自分の人柄を伝える際、「なぜ辛いことを耐えられたのか」というエピソードがあると効果的です。部活であるならば、「部活を始めたころ、周りはみんな経験者ばかりで初心者は自分だけでした。周りとのレベルの違いに挫折しかけましたが、ここで逃げてしまうとずっとこの先も逃げ続けることになってしまうと思い、覚悟を決めました。周りに追いつくためには当然自分が一番練習をしなければなりません。そのため、必ず初めに練習場に行き、最後に帰るというルールを決めました」などというエピソードがあると、根気強く取り組める人間性がアピールできます。
どのようにして乗り越えたか
頑張ろうと思った理由に加え、具体的にどのような取り組みを行ったかを説明しましょう。「必死に努力した」といった淡白な表現では人間性が伝わりません。「海外のプロチームが取り入れている最新トレーニングを参考にした」「トレーニングに合わせて、摂取する食事を徹底的に管理した」など、どのように目標を実現するための努力を積み重ねてきたかをアピールしましょう。
そして一番大切なのが、このようにして培った忍耐力がどのように仕事に活かせるかといった部分です。自分の可能性を採用側に汲み取ってもらうためにも、業務内容と絡めてアピールしましょう。