自己PRをうまく面接でするためには

2018.01.10

面接での自己PRのポイント

採用メリットを伝えよう

採用側の目線で考える

転職活動の面接で、その後の結果を左右する重要な項目が自己PRです。自己PRによって示した内容が、採用側の求めている人材とマッチすれば採用される確率がグッと上がります。逆に言えばどれだけ自己PRに力を入れても、自分のアピールした能力が職場で活かせないものであれば意味はありません。会社ごとに求める人材像が異なりますので、まずはその点を意識することが必要です。
例えば「長所」についても、単に自分の長所ではなく「会社にとって有益となる自分の長所」と捉えて考えましょう。会社にとって必要のない能力をアピールしても意味がないからです。まずは会社が求めている能力や人材像はどういったものかを見極める作業から始めてみましょう。

伝える順序が重要

自己PRのコツとして、「主張」「根拠」「具体例」の順序で答えるようにしましょう。最初に主張として結論を述べます。「私は〇〇が得意です」とシンプルに伝えた後は、その根拠を伝えます。「前職では〇〇を担当していました」などと、主張に対する裏付けを行います。そして、最後に具体的なエピソードを加えましょう。自分の能力を活かしたことで、どのような結果になったのかを伝えます。そのようにすれば採用側にとっても人材像のイメージがしやすく、説得力が出てきます。
この具体的なエピソードを伝える際には、自分だけがわかるようにではなく何も知らない相手にも話が理解できるように説明をする必要があります。「大変だったが、良い結果になりました」だけでは何が大変で、どう良かったのか、なぜ良い結果になったのか、などといったことがまったくわかりません。コツとしては、「特に〇〇(課題)に対して注力した」「課題を解決するには〇〇が必要だと考え、〇〇(解決策)を行った」「その結果、〇〇という成果を上げることができた」といった手順で説明するようにしましょう。

具体的なイメージをさせる

自己PRで伝える自分の能力は、大前提として会社にとってメリットとなる能力である必要があります。自分を採用したことでどのようなメリットがあるのかを相手にイメージさせるコツとしては、「貴社の業務では〇〇の能力が重要になります。そこで私の〇〇(能力)を貴社で役立てることができればと考えています」と、具体的に採用側にとってメリットとなるポイントを伝えましょう。
そして、これらの自己PRはすべて自信をもって伝えなければなりません。実際の能力がいくら高くとも、面接の際に自信がなさそうに話してしまうと、採用側は良い印象を持ちませんし、落ちる可能性が高まります。胸を張ってハッキリしゃべりましょう。
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